応募されるみなさんへ

会社というのは変化を続けてこそ発展するもの。
人も同じです。これでいいということは、ありません。

若者のモチベーション・エネルギーを、うぇるねすに注ぎ続けたい。

私は、半世紀を超えるビジネスマン生活の中で、振り返ってみると、人が元気に生き生きと働き楽しく生きていくということにずいぶん傾注してきたんだなと思います。最初に入ったリクルートという会社で、採用、教育という事業に関わって「人」と「仕事」のことを知り、考え、それをビジネスに昇華してきました。その後、マンション管理の会社を経てうぇるねすを創業した時にも、再びマンション管理員という「人」に注目してサービスを掘り下げていったのです。

やはり、人にとって、仕事というのは「現実の中で自分を表現する手立て」なんですね。それがどんな仕事であれ、人はまず現場で感じた違和感を解消しようと工夫を始める。すると、お客さんが反応する。面白い。さらに工夫する。それを続けていると、お客さんが驚きほめてくれて、感謝してくれるんです。ああ、うれしい…。そこにモチベーションが生まれます。そして、もっとやりたい…と。そのエネルギーこそが大事。私は、うぇるねすにそれを注ぎ続けたいのです。

最高齢90歳の大先輩が活躍する。この事業の価値を日本の社会に伝えたい。

うぇるねすの主力事業、マンション管理員代行分野では、今、全国で2600人を超える高齢者が自立的に働き、サービスを提供しています。しかも、エリアごとにチームを組み、その中で自主的にミーティングを開いて清掃のやり方や管理事務で困ったことなど、あらゆる検討を進めて業務に反映しているのです。それが、各地のマンションで評判になり、マンション管理会社にも頼りにしていただいて、売上は120%の成長を続けています。

そんな高齢者の皆さんは、最高齢90歳の大先輩。元経営者もいれば、元コンピュータ・エンジニアも、ベテラン主婦もいて、いまだ6日間フル勤務という超人もいらっしゃる。新人の皆さんは、この方々から様々な学びを得られるでしょう。そして、このパートナーたちの元気と思いを知り、マンション管理員代行というサービスのコアコンセプトを自身の中に再構築して、お客様にそして日本の社会にその価値を伝えて行ってほしいのです。

事業は変わり続けてこそ進化する。人も同じ。これでいいなどということはないのです。

そして、ステージはどんどん変わります。私たちの開発したwebアプリ『Dマネ』によって管理員は情報の最前線に立ち、新たな価値を生むようになって業界は革新されるでしょう。しかし、3年前には、自社開発などというそんな発想すら私たちにはなかった。それは、私たちがそのような新たなマンション・マネジメント像を想像できたからこそ可能になったのです。そして、このテーマは、私たちに続く皆さんによって刷新され続けなければなりません。

今、この革新は、私たちの事業に更なるイノベーションを引き起こそうとしています。管理員の採用であり、eラーニングなどリモート映像教育であり、清掃や作業のAIロボット化であり、そこに新たな事業のタネがあるということです。それはやがて一つひとつのグループ会社となって独立していく可能性を秘めています。もはや、これでいいなどということはありません。遠慮なくチャンスを創り出し、自分自身を変え、経営者へと成長していってください。